お墓イメージ

宗教によってお墓の形が異なります

世界各国には様々な宗教がありますが、日本の場合は大半の方が仏教徒で、ほかに神道徒、キリスト教徒の方などがおられます。
我が家は仏教徒なのでお墓ももちろん、極一般的な形のものです。
私の周りの人たちも仏教徒が多いのか、今まで参列した葬儀のほとんどが仏教式のもので、今まで一回だけ神道式の葬儀に参列したことがありますがキリスト教式のものには参列したことがありません。
現在仏教式の墓石で一番ノーマルなものが、和型三段と呼ばれているものです。
我が家の先祖代々のものもこのタイプのもので、棹石と呼ばれる、石の下に上台石と、下台石の台石が二段あるものです。
仏教のものはもともとは、お釈迦様のお墓を模した五輪塔や多宝塔などが多かったのですが、現在ではあまり場所を取らないこの和型三段式のものが大半を占めています。
この和型三段の下には遺骨を納めるカロートと呼ばれる納骨棺があります。
一平米ほどのスペースで、一般的にこの部分は本体のように御影石などではなく、コンクリートで作られます。
同じ和型三段式でも関西と関東ではカロートの作り方に違いがあり、関西のものは、底部にコンクリートがなく土に面していて、関東のものは底部もコンクリートに覆われています。
関西では、遺骨を納めるときに布製のお骨径袋と呼ばれるものにいれて納骨し、カロート底部が土に面していますので、おおよそ3年ほどで、遺骨は土に帰ると言われています。
仏教本来の教えは死んだあとは土に返ると言われていますので、関西式のほうがより仏教の教えに忠実と言えます。
こうやって遺骨が土に返れば、カロートの中が骨壺でいっぱいになってしまうという心配もないわけです。
日本人は昔から八百万の神を信仰してきたせいか、宗派は仏教でも、結婚式は神式で行うことが少なくありません。
私もちなみに結婚式は神式でした。
葬儀やその後のお祀りも神式で執り行われる神道の宗派のお墓は仏教徒のものとは若干相違があります。
もともと寺院とは違い、神社には霊園自体がありませんので、仏教徒のように寺院の霊園に作ることはできません。
また寺院も他宗教を受け入れてはくれませんので、民間や公営の霊園にお願いすることになります。
基本構造は仏式のものとほとんど同じですが、神式だと棹石が上に行くほど細くなっており、お焼香を神道はしませんので、香炉がないのも特徴です。
このほかにキリスト教式のものがありますが、キリスト教はお墓をとても大事に考えていますので、大きな協会では敷地内に寺院と同じように霊園がある所もあります。
仏式や神式のように墓石自体に、これが一般的なものといったスタイルはなく、シンプルな十字架だけのものや、オルガン型とよばれる石碑型のものなど形は様々です。
ただし十字架を建てる以外の場合も必ず石碑に掘り込むなど十字架をどこかに取り入れているのがキリスト教式の特徴と言えます。
また仏式などでは先祖代々のものが一番ポピュラーな形ですが、キリスト教式は基本的に個人のものがポピュラーなものとなっており、碑銘を刻むときは、クリスチャンネームを彫りこみます。
最近の民営霊園などでは、仏教徒であっても、石碑の形にとらわれないキリスト教式の石碑スタイルを取り入れた個人用のものも多くみかけるようになりました。

Copyright(C) 2008 おはか.com All Rights Reserved.