お墓イメージ

お墓参りは一家のライフイベントです

実家ではお墓参りはちょっとしたイベントでした。
小さい頃からよく行っていたので、親しみがあります。
実家のお墓はいつもきれいに手入れされているので、怖い雰囲気はありません。
お寺も広く、きれいなかんじがするところです。
実家の母がまめなので、昔から月に一回はお墓参りに行っていました。
小さい頃は一家でよく行きました。
まず始めにすることは、おそうじと湯呑の水の取り替え、お花の挿し替えです、だいたいバケツに水をくんできて、湯呑を洗って水を入れるのが私の仕事でした。
家族みんなで行ったときは手分けをしました。
実家のお墓は他のところより面積も広く、立派なものだったので誇らしく、お墓に行くのは案外好きでした。
お寺の砂利で遊んだこともあり、思い出すと懐かしいです。
ちょっとしたライフイベントのようなかんじでウキウキしましたね。
おそうじのあとはきれいになって気持ちもすっきりしたものです。
きれいにしてからお線香をあげました。
今のようにお線香用のライターなどがなかった時代は、新聞紙に火をつけて、お線香をかざして火をつけるというかんじだったので、風の強い日はなかなか火がつかず、大変でした。
お線香係はみんな嫌がりました。
マッチを使うので、マッチに火をつけるのもびくびくだったような気がします。
コツがあるんですよね。
そんなこんなでお線香の準備ができたらお参りです。
お線香をあげて手を合わせて拝みました。
小さい頃は神社のお参りと区別がつかず、願い事をしたものです。
祖父や祖母は私が生まれた頃にはもう亡くなってい、お葬式などの知識もありませんでした。
お掃除をしていて、石碑にご先祖さまの名前が記されていて、会ったことのない人だけれど、こんなにたくさんの人がこの下に眠っているんだなと思いました。
話には時々聞くけれども、不思議な気がしました。
今は父が眠っていて、お墓も新しくなっています。
お金も結構かかったようです。
立派なものですが、何百万もするんですね。
今は週に一度はお墓参りに行くようです。
いつ訪れてもいつもきれいにしてあります。
神社のお参りとは違うものの、厳かな気持ちで、「お父さん、お参りにきたよ」と心の中で話かけています。
母が言うには声を出したほうがご先祖様に伝わるらしいのですが、どうでしょうか。
お参りにくると気持ちが穏やかになり、自分のルーツに思いをはせるというと大げさでしょが、いろいろな人と縁がつながり今ここに自分がいるのだと実感します。
小さいころは習慣として来ていただけだけど、今ではとても大切な時間だと思います。
今は実家と離れているので、年に何回かしか訪れることはないけれども、実家に帰ると必ず行きます。
これといって今までトラブルがないのも、ご先祖様が守ってくれているのだと思います。
子供が少し大きくなった頃から、水汲みやお掃除などもしてもらっています。
小さなことだけれども、経験の一つになるんじゃないでしょうか。
人生の中で、お葬式も経験し、いろいろなことを知り、以前よりは重みがましましたが、やはり一家のちょっとしたイベントであることには変わりはないです。
さすがにもうわくわくはしませんが、ご先祖様を敬う良い習慣をずっと続けていきたいですね。

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